InDesign(およびIllustrator)の「バックグラウンド書き出し/保存」機能は、動作の競合や出力エラーなど、トラブルの原因になりやすいためOFFにしておくのが鉄則です。
Illustratorは[環境設定]から簡単に変更できますが、InDesignの場合は設定項目がなく、少し工夫が必要です。
「/Applications/Adobe InDesign 2025/Adobe InDesign 2025.app/Contents/MacOS/」に、「DisableAsyncExports.txt」という空テキストファイルを入れるのですが、手順として次のように行います。
- 「パッケージの内容を表示」でアプリの中を開く
- 空のテキストファイルを作って、Contents → MacOS フォルダーに入れる
- 管理者パスワードを入力する
なかなか煩雑な作業で、毎年のバージョンアップのたびにに思い出して手順を調べ直していましたので、Keyboard Maestroを使った自動化に取り組んでいました。
Keyboard Maestroをお使いでない方向けに、InDesignのバックグラウンドをOFFにする作業業をボタン1つで行えるMacアプリを作りました。
IdBackgroundOffとは
IdBackgroundOffは、インストールされているInDesignのアプリ内に DisableAsyncExports.txt を配置・削除するだけの小さなアプリ(ユーティリティ)です。
基本の操作は次のとおりです。
- IdBackgroundOff.appを起動する
- オフにしたいバージョンの「オフにする」をクリックする
- 管理者パスワードを入力する
反映はInDesignの次回起動からです。起動中のInDesignは、終了して起動し直してください。
インストール済みのバージョンを自動で一覧表示
起動すると、アプリケーションフォルダーにあるInDesign(2025、2026など)を探して一覧表示します。
バージョンごとにどちらの状態かがひと目でわかります。
- バックグラウンド書き出し:オフ
- バックグラウンド書き出し:オン(標準)
起動中のバージョンには「起動中」と表示します。複数のバージョンを使っている場合は、「すべてオフにする」でまとめて処理できます。パスワードの入力は1回だけです。
ほかの場所にあるInDesignは、「InDesignを追加…」で選べます。
元に戻すのもボタン1つ
「元に戻す」をクリックすると、配置したファイルを削除して標準の状態に戻します。
アップデート後の確認にも
InDesignをアップデート・再インストールすると、ファイルが消えて「オン」に戻ることがあります。また、毎年秋のメジャーバージョンは別のフォルダーにインストールされます。
IdAsyncOffを開けば、どのバージョンがオンに戻っているかを確認して、そのままオフにできます。
安全のために
- 配置するのは空のファイル1つだけです。InDesignの設定や書類には触れません。
- 管理者パスワードはmacOS標準のダイアログボックスで入力します。IdAsyncOffはパスワードを保存しません。
- 同じ名前のフォルダーやリンクがある場合は「状態を確認できません」と表示し、変更しません。
- 外部との通信はありません。
こんな場面におすすめです
- PDF書き出しの完了を待ってから次の作業に進みたいとき
- スクリプトで書き出しを自動化しているとき
- 複数バージョンのInDesignを使い分けているとき
- 新しいバージョンをインストールしたとき
対応環境
- macOS 13以降
- Appleシリコン搭載Mac
- 日本語・英語・簡体字中国語・韓国語に対応
一度設定すれば終わり、のはずが、バージョンアップのたびに思い出して手順を調べ直す。そんな小さな手間を減らすために作りました。InDesignの書き出しを自分のペースで扱いたい方の参考になればうれしいです。
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출처: note 원문
번역: Gemma 3(.44) 초벌 + 교정 검수
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