①脳の老化と、スピルバーグの情熱に圧倒された前半
映画が始まって早々「人の顔と名前を覚えられない問題」が進行していることにびっくり! しかも、あまり洋画を観なくなってしまったからか、俳優さんが知らない人ばかりで…かろうじて主演の女性は『プラダを着た悪魔』に出てた人(エミリー・ブラント)だということはわかった。子供の頃、親がアイドルグループを見て「全部同じ顔しとるから、わからへん」などと言っていた。 当時は「全然違うじゃん!どこが同じなの?」と思っていたのに! あの一瞬で全てを覚えることのできる脳みそどこいった? たしかに最近のアイドルを見ても全部同じに見えていたのだが、それは整形やメイクで、わざと同じにしているのだろうと思っていた。 でも違った…老化と向き合わされた。そんな中、映画はすごいスピードで進んでいく。 「スピルバーグ監督は、どんな新しい宇宙人情報を教えてくれるんだろう? 」「あの奇妙な予告、ちょっと怖い話なのかな?」なんて思っていたから、目の前でどんどん進んでいく映画の内容と合っていない気がした。 それが前半の印象。だが、車や列車での逃亡劇を見ていたら、突然「いや〜、映画って本当にいいもんですね」という水野晴郎さんの声が思い出された。 とにかく「なつかしい〜」という気持ちになった。 THE映画という感じ!スピルバーグ監督が79歳で、音楽のジョン・ウィリアムズさんが94歳(2026年現在)らしい。 映画へのすごい情熱、それこそが宇宙。簡単にいうと「宇宙人のこと、めっちゃ言いたい派」と「宇宙人のこと、言わんといて派」の対決。 実は、すごく単純でわかりやすい構図だった。後半は観てのお楽しみということで。映画の感想はここまでです。いや〜、映画って本当にいいもんですね。
②もし日本で「情報開示」が起きたら?
もし日本でディスクロージャー(情報開示)が起きたら、どうなるのだろう。パニックになって物資を奪い合うだろうか? いや、ちゃんと並ぶだろう。海外における宗教的な葛藤についても少し考えてしまった。日本では、クリスマスを楽しんだ数日後に神社へ初詣に行ったりする。宗教の垣根を軽々と越えて、いろいろな行事を楽しむ日本のスタイルは、海外から見ると不思議に映ることもあるのかもしれない。しかし、それは、あらゆる存在を柔軟に受け入れてしまう、日本ならではの平和的な感覚の一つなのかもしれない。個人的には「宇宙人が遺伝子組み換えで地球人(地上人)を作った」と思っているタイプなので、「神様が人間を作ったのだから宇宙人がいたら困る」という宗教的な葛藤が少しピンとこない部分もある。けれど、もし本当に神様が人間を作ったのだとしたら。私たち一人ひとりのなかには、「神様から分けてもらった尊さ」が宿っているということになるはず。だったら、自分のことも他人のことも、神様を扱うように大切に接すればいいだけなのではないだろうか。宇宙人がいようがいまいが、いちいち人間同士で争う必要なんてどこにもないはずだ。
③「狼少年」化するメディアと、「思考を委ねた受け手」の不気味さ
映画のテーマである「情報開示」から、ふと考えさせられた。私たちは普段、何を信用して情報を得ているのだろうか。SNSではアルゴリズムによって情報が偏ってしまう。かと言って、既存のテレビメディアはどうだろう。昨今、都合が悪くなると手のひらを返すようにタレントを切り捨てる様を、まざまざと見せつけられている。人権よりも利益やスポンサーを優先しているように見えてしまうことがある。利益になると見れば持ち上げ、利益にならないと分かると切り捨てる。その人を「人」として扱わないような姿勢に、視聴者が冷ややかな視線を向けるようになるのは当然なのかもしれない。事実の解明や当事者のケアよりも「ビジネスとして成立するかどうか」が判断基準になっているように見えてしまうからだ。しかし、問題はテレビ局の報道姿勢だけではない。それを叩く側の「受け手」の危うさも同じように感じる。
週刊誌やSNSの情報をろくに精査もせず鵜呑みにし、自分こそが正義だと信じ切ってターゲットを過剰に攻撃する人たちがいる。かつて「マインドコントロール」といえば、部屋に閉じ込められ、睡眠を奪われながら特定の映像を見せ続けられるような特殊な状況を想像していた。しかし現代では、人々が自らスマホを握りしめ、四六時中刺激的な情報を見続けることで、ある意味似た状態を生み出しているのではないか。
かつてのような「拉致・監禁」といった分かりやすい状況ではないため、本人も気づきにくいのかもしれない。自分の頭で疑い、考える余裕を失った結果、本人も気づかないうちに「攻撃性の高い状態」へアップデートされてしまっている——。
その変化はアハ体験のようにじわじわと起こる。
テレビが「狼少年」化したこと以上に、この「思考を委ねきった受け手」の急増こそが、今の社会のいちばん不気味な点なのかもしれない。
④ ここからは宇宙人大好きっ子向け
ここからは、宇宙人好きの方に向けた個人的な余談を。
実はこの映画、当初は観る気満々だったのに、公開延期されたことで一度気持ちが冷めてしまっていた。それなのに、わざわざ映画館まで行ったのには、ある理由があった。今までは夢の中でUFOを見ても、驚いたり、近くへ来たら隠れたりしていた。宇宙人に至っては、怖くて逃げたりしていた。けれど、今年見た夢は違った。私は嬉しそうにUFOの中の人たちへ手を振り、中の人たちも笑顔で手を振り返してくれたのだ。自分の中で何かしら意識の変化を感じていた。そして8月8日、久しぶりに金縛りにあった。金縛りを解いて目を開けると、私の右側に宇宙人がいた。馬はいないのに、なぜか馬車のような乗り物に座っている。見た目は……ロボットのペッパー君に似ていた。しかも2体!慌てて左側にある電気のリモコンを連打し、部屋が明るくなってからもう一度右側を見ると、もう消えていた。心臓がバクバクしていた。あまりにもシュールすぎるし、予想外のビジュアルだった。なぜ私がそれを宇宙人だと思ったのか。実はその頃、ちょっとした「引き寄せの法則」の実験をしていたのだ。だが、実験中なのに「部屋に虫が出たら嫌だな」とネガティブな想像を何度もしてしまい、本当に虫が出現。「こんな引き寄せいらん!」と思った勢いで、「だったら、部屋の中に宇宙人とか見せてよ!!」と心の中で叫んでしまった。これがペッパー君との遭遇から数時間前の出来事。だから見た瞬間、「本当に来ちゃった!」と納得してしまった。単なる思い込みと言われればそれまでなのだが。ところで、金縛りのあとに幻覚を見るのは「あるある」らしいけれど、定番は幽霊だと思っていたので、完全な不意打ちだった。「もしこの映画が延期されずに公開されていて、先に観ていたら、こんなに驚かずに済んだのだろうか?」それを確かめるべく、私は映画館へと向かったのだ。そして、映画を観て導き出した検証結果がこれだ。「映画を観ていようが観ていまいが、宇宙人が実際に目の前に現れたら心臓はバクバクする」私が見たのは定番のグレイでもETでもなかったし、宇宙人にもいろいろな種類がいるのだろう。幻覚でもこんなだから、リアルならどうなることやら。ちなみに、もし目の前に「昆虫型宇宙人」が現れたら、私は即死する自信がある。
⑤ 情報は「待つ」ものではなく「取りに行く」もの
結局のところ、権力やメディアからの「情報開示」をただ待っているだけでは、本物らしく見える偽情報を掴まされてしまうかもしれない。情報は受動的に待つのではなく、自ら取りに行く必要があるのだ。情報に振り回されず、物事の本質へと近づくために、私が一番必要だと感じているのは、外部からのあらゆる情報をいったん遮断し、心を「無」にすることだ。周囲のノイズやメディアの煽りからいったん距離を置いて、自分の頭で考えるための余白をつくる。そうして「無」になったとき、初めて、自分が本当に何を感じ、何を考えているのかが見えてくるのではないだろうか。どこから流れてきたかも分からない情報に振り回されるくらいなら、自分の感覚を研ぎ澄ましながら、それでも「本当にそうなのか?」と一度立ち止まって、自分で確かめながら選び取っていきたい。
출처: note 원문
번역: Gemma 3(.44) 초벌 + 교정 검수
원문 보기 | 출처: note.com