10月8日から、ChatGPTの無料版にもGPT-6が来ています。OpenAIの発表では、有料のPlusやProは10月7日から「GPT-6 Sol」、無料版と月額の安いGoは10月8日から「GPT-6 Luna」。同じGPT-6でも、無料版と有料版では名前が違います。
ただ、発表を読んでも分かるのは「名前が違う」ことまでで、自分の仕事でどれくらい差が出るのかは書いてありません。そこで今朝、同じ3つの頼み事を、無料版と有料版に同じ文面で送って比べました。紹介リンクは使っていません。
先に、比べ方を書いておきます。
- 無料版:ChatGPTにログインしない状態で試しました。画面にモデル名は出ません。ログインした無料版と上限や機能が同じとは限りません
- 有料版:私が仕事で使っているChatGPT Pro(月3,000円のPlusではなく上のプラン)。Chatの画面で、考える時間は最初の「中程度」のまま
- 「直さずに使えた」の数え方:①字数などの指定を守っている ②事実でない実績や約束を書いていない ③読む人が意味を取り違えない。この3つを満たした項目だけを数えました
- 1つの頼み事につき1回ずつです。「こういうことが起きた」という記録として読んでください
1. 先に結論:無料版で足りる人・有料を続ける人・まだ払わなくていい人
今回の3つでは、答えの中身の差は思ったより小さく、差が出たのは「仕上げ」と「注意書き」と「広告」でした。
- まだ払わなくていい人:文章のたたき台や計算に、1日に数回使う人。お金の計算は無料版と有料版でまったく同じ数字が出ました。告知文や資料の構成も、無料版でおおむね使えました
- 有料を続ける人:告知文や資料を「直さずに貼れる形」で受け取りたい人。有料版は3項目中3つ、10枚中10枚がそのまま使え、頼んでいない条件を勝手に足しませんでした。答えの下に広告が出るのが気になる人も、有料が向いています
- 迷っている人:今週、いつもの頼み事を無料版に投げて、止まった回数と直した箇所を数えてみてください(6章)。それが一番確かな決め手になります
2. 何が変わったか
OpenAIの発表で確認できたことは、次の3つです。
- 無料版とGoは「GPT-6 Luna」、PlusやProなど有料は「GPT-6 Sol」
- 答えが文字だけでなく、グラフや表、ボタンのついた小さな道具の形で返ってくるようになった(OpenAIは「Intelligent UI」と呼んでいます)。簡単な質問には、これまでどおり文字だけで答えます
- 調べものが要る質問は、答え始めるまでが平均44%速くなった(前のモデルとの比較。答え終わるまでの時間ではありません)
実際、無料版で「お金の比較を見せて」と頼むと、棒グラフが出てきました(5章)。
3. お店のInstagram告知文で比べた
頼んだ文面はこれです(無料版・有料版とも、新しい会話の1通目で送りました)。
近所の小さなパン屋さんの新商品を、Instagramで告知する投稿文を書いてください。商品:さつまいもあんパン、1個280円、10月15日から販売。必要なもの:①本文(200字前後)②ハッシュタグ5つ ③画像に入れる短いキャッチコピーを3案
無料版:本文は190字(空白を除く)、ハッシュタグ5つ、キャッチコピー3案。数は守れています。ただ、本文に「数量限定ですので」と「(税込)」が入っていました。どちらも私は伝えていない条件です。お店が数を決めていなければ、このまま出すと事実と違う告知になります。もう1つ、答えの中に「:::writing{…}」という記号がそのまま混ざり、ハッシュタグの最後にも「:::」がついていました。3項目中2つがそのまま使えました。
有料版:本文は230字で、少し長めです。頼んでいない条件は足さず、発売日に「10月15日(木)」と曜日を添えていました(2026年10月15日は木曜日で、合っています)。本文は「文章作成」の枠に入ってコピーボタンがつき、ハッシュタグの横にもコピーボタン、キャッチコピー3案はA・B・Cのカードで並びました。3項目中3つがそのまま使えました。
答えが出そろうまでの時間も違いました。無料版は10秒待った時点で全部出ていましたが、有料版は10秒の時点ではまだ書いている途中で、20秒の時点で出そろっていました。有料版は考える時間を取っている分、遅くなります。
4. 営業資料の構成で比べた
地域の飲食店に、SNS用のAI動画(15秒のリール)制作を提案する営業資料を10枚で作ります。各スライドのタイトルと、載せる内容を1〜2行で書いてください。
無料版:10枚を番号つきの箇条書きで返しました。気になったのは5枚目です。冒頭で「『AIだから安い』ではなく『お店のSNS集客に役立つ』ことを軸にすると伝わりやすい」と自分で方針を決めたのに、5枚目のタイトルが「AI動画だから、低コストで制作可能」で、その方針と食い違っていました。10枚中9枚がそのまま使えました。
有料版:10枚を「スライドタイトル」と「載せる内容」の表で返しました。6枚目には「最初の3秒で興味を引き、続く9秒で魅力を紹介、最後の3秒で来店を促す」と、15秒の中の秒数の割り振りまで入っていました。最後に「実績が少ない段階では、集客効果を断定しない」という注意もついていました。10枚中10枚がそのまま使えました。
5. お金の計算で比べた(無料版でもグラフが出た)
月額3,000円のAIの有料プランを、1年続けた場合・半年でやめた場合・無料のままの場合で比べたいです。副業で月10,000円稼げるとして、それぞれの手元に残る金額が分かるように見せてください。
数字は、無料版も有料版もまったく同じでした。手元に残るのは、1年続けると84,000円、半年でやめると102,000円、無料のままだと120,000円。計算の差はありません。
無料版:棒グラフと表で返ってきました。ただ、グラフには目盛りの数字がありません。最後に「3,000円のコストで月10,000円を稼げるなら月7,000円のプラス」と、払う意味にも触れていました。そして、答えのすぐ下に、別の会社の動画づくりアプリの広告が出ていました。
下が、その広告の部分です。
有料版:一番上に3つの金額を並べた枠、その下に目盛りつきの棒グラフ、さらに詳しい表。最後に「有料のAIで月3,000円以上の追加の利益を生めれば、利用料は回収できる」とまとめていました。広告は出ていません。
ここで大事なのは、どちらも「無料のままが一番手元に残る。ただし、AIのおかげで収入が増えるなら話は変わる」という同じ結論だったことです。払うかどうかを決めるのは、AIの答えではなく、あなたの副業でAIがいくら増やしてくれるか、です。
6. 無料版は何回で止まったか・今日やること
今回の3回では、無料版も有料版も止まりませんでした。ただ、3回で上限を測ったことにはなりませんし、ログインしない状態はログインした無料版と上限が同じとは限りません。回数は、自分の使い方で数えるのが一番早くて確かです。
今日やることを1つだけ。
いつもの頼み事を1つ、無料版にそのまま送ってみてください。Plusに払っている人は、同じ文面を、ログインしていない別のブラウザの無料版にも送って、今の答えと並べてみてください。差が「見た目の仕上げ」だけなら、払い続ける理由は「止まらないこと」と「広告が出ないこと」になります。差が中身に出るなら、それがあなたにとっての月3,000円の理由です。
なお、今回はパソコンのブラウザだけで試しました。スマホのアプリで同じ答え方になるかは試していません。Plusは月払いなので、1か月だけ使ってから決めることもできます。
7. この記事で試していないこと
- 月3,000円のPlusそのもの(有料側は私のProで試しました)
- ログインした無料版(上限の回数・履歴・画像づくり)
- 画像づくり
- ClaudeやGeminiとの比べ(同じ頼み方で3つを比べた記録は、前の記事に書きました)
- 1つの頼み事を何回も送ったときのばらつき
ぞうのLINEでは、暮らしのAI画像プロンプト30選、AI動画20選(使ったモデル・かかった費用・指示文つき)、ココナラ0→1ロードマップの「3大特典」を無料で配っています。友だち追加すると、3つとも届きます。
https://lin.ee/OrpKG6X
출처: note 원문
번역: Gemma 3(.44) 초벌 + 교정 검수
원문 보기 | 출처: note.com