# ノーベル化学賞2026発表〜久しぶりだな、不斉合成くん！〜

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> 작성자: admin
> 작성일: 2026-10-09T19:57:01.798Z

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昨年に引き続き、今年も日本人からノーベル化学賞受賞者が出ました！

受賞された硤合憲三さん、おめでとうございます‼

### １．はじめに：本稿は解説記事ではありません。

はい。そういうものは詳しい方にお任せです。私としては少し異なる角度からお話をしていきます。

### ２．受賞理由（研究）について

とはいえ、名前だけでも触れないわけにはいかないでしょう。以下の通りです。

「不斉有機合成における非線形効果および自己触媒作用の発見」

（東京化学同人訳より）

### ３．「不斉合成」、なんて目にしたのは何年振りか？

不斉合成自体※は、一部の例外を除き、高校化学、あるいは大学基礎課程レベルまででは出てこない（※不斉合成に係る基礎概念については触れているようですが）んじゃないか？と思われる化学合成法です。

私も学生時代一応化学系の末席におりましたが、専門課程で有機化学系には進まなかったこともあり、不斉合成というものに出会ったのは、かつての勤め先に就職して数ヶ月経った頃のことと記憶しています。

もう30年以上前の話ですね。

研究支援を生業にする当組織において、新規支援研究テーマで取り扱う化学合成法に不斉合成というものがありました。

なお、その研究テーマと硤合さんとは直接の繋がりはありません。

私が不斉合成というものと初めて出会ったのがその研究テーマだったというだけの話です。

### ４．不斉合成に対する私の認識

高校化学くらいまでに習う有機化学合成は、イメージとしてパズル・ブロックの組み合わせに近いものですが、不斉合成の基本的な考え方は、むしろ物性化学寄りのもので、担当をする事になった私の心中は正直「何これ？」から始まっており、「平易に説明することが難しい」もので、理解に苦労したものでした。

まあ、今となっては良い思い出の一つと言えるかもしれません。

### ５．科学技術界隈とは距離を置いていた

数年前に上記組織を退職し、しばらく科学技術界隈とは距離を置いていたところ、ふと気付いたら、所謂「ノーベル賞ウィーク」ではないですか。

まあタイミングもあって、「誰が受賞するのかな？」くらいの関心は戻して発表を見ていくうちに、化学賞で日本人受賞。

「何の研究で？」と見ていたら、内容の詳細はさっぱりですが、どこかで見たようなワードを見付けたわけです。

そこで出たのが、

「お、なんか久しぶりじゃーん。」

というものでした。約30年越しの再会、と言ったところでしょうか。

### ６．日本におけるノーベル賞受賞（者）の扱いの特殊性

せっかくなので、少しこうしたことも述べておきましょう。

まずノーベル賞自体は歴史も権威もあるアワードであることは揺るぎようがありません。

ですが、

「レギュレーション」があり、「人が審査」し、「審査基準は非公開」

である、「数多ある賞の一つ」である、というのもまた事実です。

いたずらな神格化は禁物というものです。

また、日本においてはノーベル賞の「受賞者」にフォーカスが当てられることが多く、「受賞理由（研究）」にスポットが当てられることはあまりありません。

スポーツにおいては「オリンピック金メダル」、映画においてはアカデミー賞など、受賞者、つまり、

「誰が成したか」

にフォーカスが当たるのは勿論ですが、

「何を成したか」

にもきちんとスポットが当てられます。

ですが、ノーベル賞ではこのバランスが著しく崩れています。これはなぜでしょうか？

一つには報道において、研究内容は視聴者の興味を惹かない、というのが挙げられます。

加えて、報道側も興味を引くような報道ができない、ということもあるでしょう。

なんと言ってもノーベル賞級の研究に「平易な研究」などはありません。

よって報道側にもスペシャリスト級の人間を配置する必要があるのですが、今度はビジネスとしての報道という側面からは、人気・関心の低いものは取り上げない。

よって視聴者・読者の関心も高まらないという、負の循環が生じているので、毎年獲れるかどうかもわからないノーベル賞のためにリソースは割けない、というのが本音でしょう。

実際、日本人が受賞しなかった生理学・医学賞、物理学賞における報道は、非常にあっさりしたものでした。

ノーベル賞の受賞研究は、人類に多大な貢献をしたとされた研究です。

つまり、「どこの誰が」受賞しようと、その価値は一定のはずです。

ですが、本賞には国威発揚的側面があるため、「どの国が何賞を何回受賞」というのが、その国の科学技術力の指標となったり、獲得目標が設定されたりすることがあるのです。

分かりやすいのは、獲得数のカウントの仕方で、単独受賞なら良いのですが、複数人による共同受賞の場合、受賞研究は１つであっても、国籍（だったかな？）が異なる場合は、0.5などと分割するわけにはいかないので、各国１つ、のようなカウントをされているのです。

この事自体はおかしいとまでは言いませんが、競争・比較指標とした場合、あまりフェアなカウントの仕方では無いように思えます。

そう、オリンピックの金メダルと同じ構図ですね。

但し、こちらの場合は個数計算どうなっているのかはよく知りませんが。

まあ、ビジネス渦巻くイベントとなり切っていないところは、オリンピックよりはノーベル賞の方がまだクリーンなイメージがありますが。

ただ、ノーベル賞についてもロビー活動は存在するとの話も聞きますので、完全公正な審査が行われているのかどうかについては疑問の余地があります。

この点からも、ノーベル賞をあまり神聖視しない方が良いということです。

### ７．おわりに

とまあ、私としては、日本人のノーベル賞受賞というよりは、随分昔に仕事で出会った科学用語（不斉合成）に久しぶりに再会した、という個人的感慨が大きく、せっかくだから、エピソードトークを交えながら、日本におけるノーベル賞を取り巻く状況についても少し語ってみようと思い、書いたのが本稿です。

最後に、ノーベル賞は「人または団体に贈られる賞」ではありますが、評価の対象は「受賞理由（研究）」の方にあります。そのあたりはゆめゆめご承知置きのほど。

**출처:** [note 원문](https://note.com/yutokawa_e/n/n1fe5ff411ff6)

*번역: Gemma 3(.44) 초벌 + 교정 검수*

[원문 보기](https://note.com/yutokawa_e/n/n1fe5ff411ff6) | 출처: note.com